髪の毛が薄い。地肌が見えてしまうのが悩み。悩んだ挙げ句頭を掻き毟りたくなるけど、掻き毟った手にはまた頭髪が…。
そんなあなた。もしかして、タバコを吸っていませんか?
令和になってもストレス社会。会社でストレス、家庭でもストレス。そんなストレスを、煙のように飛ばしてしまいたい。
その気持ちはわかりますが、少し待ってください。
その手に持っているタバコ、ニコチンが入っていますよね?
ニコチンは自律神経を乱します。自律神経とは、仕事モードの交感神経、リラックスモードの副交感神経などとも言われるこの2つのことです。
これが乱れるとどうなるでしょうか。休むべきときに身体が興奮状態になってしまいます。
興奮状態の身体からは、汗や皮脂が分泌されます。これは頭皮でも起きています。
頭皮、皮脂、汗。繋がりが見えてきましたね。大事な毛穴が、皮脂や汗で詰まってしまうのです。
詰まった毛穴では毛が生えなくなったり、生えても細い毛だったりということが起きてきます。
つまり、髪が薄くなります。
ニコチンにはもう一つ髪に悪い作用があります。血管を収縮させてしまうのです。
細くなった血管には十分な血液がまわりません。そして血液の足りない毛は、やはり細くなったり抜け落ちたりするのです。
いかがでしょうか。あなたが手にした一本のタバコで、一体何本の髪の毛がダメージを受けているのでしょうか。想像力を膨らませて、毛髪のためにも禁煙を考えてみてはいかがでしょう。